人身事故の刑事処分

そもそも人身事故とは、どのような事故について言うのかですが、人にケガを負わせた場合と死亡させた場合です。
被害者に損害賠償をする民事処分と、懲役または罰金刑などの刑事処分を受けます。
さらに、免許の取り消しなどの行政処分が行われます。


なお、運転者の過失が悪質なものではないと判断されて、被害者のケガが軽いものであった場合には、刑事処分を免れる可能性もあります。
交通事故を起こしたときに適用になる法律には、「自動車運転過失致死傷罪」と「危険運転致死傷罪」があります。
これまでは人身事故が起きた場合は、「業務上過失致死傷罪」が適用されていましたが、悪質な交通事故が増えたことから、平成13年に「危険運転致死傷罪」が、平成20年に「自動車運転過失致死傷罪」が新設されました。


懲役・禁固の上限が、「業務上過失致死傷罪」の5年から、「自動車運転過失致死傷罪」による7年へと引き上げられて、より厳しい罰則となっています。
「危険運転致死傷罪」はそれよりもさらに罪が重く、運転者に過失がある場合、「危険運転致死傷罪」が適用されます。


刑事処分になった場合の流れですが、人身事故を起こして2~3ヶ月後、検察庁で検察官によって事故に関する事情聴取が行われます。
加害者に対し処罰が必要であると判断された場合は、「起訴」されます。
起訴されない場合は起訴猶予になりますが、起訴猶予となった場合は「前科」はつかず、検察庁のデータベースに「前歴」として残ることとなります。


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